2本目

 

 

 

オリンダのリストランテという映画がこの度の2本目。

DVDのパッケージとそのタイトルから、ほのぼのとした暖色系の映画を想像していたら、少し違った。

イメージの暖色系の世界よりも色彩に黒味が入っていて、内容もそのような感じで、

とても好きなシーンがいくつかあった。

音楽が素敵で、観賞後に好きな音楽の場面をムービーに撮ってみた。

 

こういう色合いとか光って、日本にいるとあまり遭遇しない気がする。

もっと日差しが強烈で、生きる人の血が沸騰している、そういう土地に似合う色彩。

ぼくは、全然そのような人間ではないが、だからこそ憧れたりする。

あるいは、前世の記憶だったりするのかもしれない。

 

たまたまビデオ屋さんで手にとって気になり借りた映画に

こうして心が動くということの確率たるや、どんなものでしょう。

それを奇跡と呼ばずして何を奇跡と呼ぶのでしょう。

 

が、思えばそんなことはたんとある。

何度も何度もある。映画やら本やら音楽やらに。

その奇跡は、ある種、当然の帰結なのかもしれない。

なぜって、自分の好みのものを自分で選んでいるのだもの、なんの不思議もない。

ちなみに、ミッチーは、そうでもなかったみたい。

どうだった? と尋ねるも、首を傾げて終わり。一言も感想を言わなかった。

そう思うと、ぼくにとっての奇跡だったのだよね。そして奇跡でもないのかもという話。

 

選ぶとき、直感が働いていると思う。

少なくとも直感的に「これ」と決めていると思う。

手にとり迷うところまでは、

タイトルから想起されるその世界が好きかや、

パッケージとか裏面のシーン写真のトーンなんかによると思うけど、

最終的な「これ借ります」という決定打は、直感なんじゃないかしら。

 

ぼくは目下、Amazon primeやNetflixなどをやっておらず、

アナログにDVDをTSUTAYAにて借りているのだけど、

そのスタイルが自分は好きなのだ、と気がついた。

 

選ぶときに自分と向き合う感じ。

今、自分はどのような世界をそこにみたいのか。

どのような世界観に貴重なる約2時間を費やすのか。

1本いくら、借りてきて返しにいく時間、エネルギーなどが頭にあるため、

お遊びだけどとても真剣に選ぶ。

それが好きなのだとあらためて思った。

 

定額制で、借りに行く手間などもかからない配信はとても魅力的だけど、

アナログの手間やら不自由さの魅力の方がぼくには勝る。

それから、映画を家で観るという時間は、日常じゃなくていいということを今回思った。

適当にテレビを見ているのと、DVD鑑賞は、「見る」と「観る」という感じ。

集中の度合いが違う。

日々は、だらっとテレビの好きな番組を見るのがいい。

ときどき、短期集中的に気になる数本を観るくらいが、今日のぼくにはちょうどいいのだな。

 

今回の「4本」みたいに、数が限られていることにより、

ぼくのようなロマンティストは作品に運命やら縁やらを勝手に感じる。

なぜ、今、この作品を観ることとなったのだろうか、と妄想が楽しい。

 

残り2本の一本は、伊丹映画。もしかすると20数年ぶりの鑑賞という作品。楽しみです。


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