観賞

 

ようやく「パラサイト 半地下の家族」を観た。

去年11月の北京からの帰路にて、小さい画面で観たのだけど、

なんの気なしにスタートさせたら、グイグイ引き込まれ、

これは、ちゃんと観たい! と、

途中の機内食タイムでは、食べながら観るということをしなかった。

そうしたところ、ラスト30分くらいのところで「到着します」みたいになってしまった。

 

当時はまるで話題ではなかったため、行きの飛行機では、

何回も観ているドラマ版のSATCを流したりしていた。悔い。

 

映画は今年に入って日本でも公開されたが、なにせお金に余裕がなく、

1800円とか払って映画を観ている場合じゃないよね、となり、放置。

忘れた頃に、ふと検索したら、この7月にレンタルビデオされていて、すぐに借りに行った。

 

ぼくが機上で観ていたところは、絶妙にいいところで、

その後の展開は、それ以前の展開と比べて、個人的にはそんなに惹かれなかった。

けど、実にすみずみよくできている極上のエンターテインメントだなあ、と思った。

とても面白かった。

 

風呂に入りながら、映画を検索。「こんな伏線が!」みたいなサイトをはしごし、

いろいろ、ふむふむとなったが、

個人的に、いちばんヒットだった検索結果が、この画像のお言葉。

 

「パラサイト」の監督さんのアカデミー賞の受賞スピーチで、

会場にいた敬愛するスコセッシ監督に向けて、このようなことを語ったのだそう。

 

【最もパーソナルなことが最もクリエイティブ】

 

最もパーソナルなことが最もクリエイティブということに、なるほど、と思った。

なぜって、最もパーソナルなことというのは、言い方を変えると「最もニッチなこと」であり、

「最も自分が詳しいこと(というか、自分にしかわからないこと)」だものね。

 

あらためて思った。

このモノの見方、世界の捉え方、言語感覚、感受性、肉体、環境etc、

それはつまり、この宇宙というものは、ぼくだけに広がっているということを。

(その宇宙は、あなただけに広がっている)

 

同じ宇宙、世界にいると思っているけれど、みんなもれなく違う。

似ている人もいれば、かけ離れている人もいるけれど、とにもかくにもまるきり同じ人は存在しない。

だから、最もパーソナルなことは、ものづくりに置いて、最もクリエイティブということになるのだろう。

 

誰かと、みんなと相談して「ここはこうですよね。多数決をとりましょう」などとやったら、

ヒットする人の数は増えそうだけど、たとえば芸術性とか創造性みたいな点で言えば、

仲間を増やすほどに、薄まっていくのではないかと思う。

 

「パラサイト」は、映画素人が適当なことを書きますが、

そのニッチとマスの塩梅が絶妙な感じがした。

金曜ロードショーとかで放送されないだろうけど、案外万人受けをしそうな作品という気がする。

映画玄人も素人も「良かった」と言いそうというかね。

 

あ、いつものことながら何を書いているのかわからなくなってきた。

 

久しぶりに「DVD観たい」となり、今回は4本をレンタル。

残り3本についても、観たら何かを記しておきたいな、と思う。


コメント
コメントする








   

CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENT
PROFILE
SEARCH THIS SITE.
MOBILE
qrcode