花とわたし

 

6月28日の朝。朝にいい光の入る玄関にあるこの花の名前をぼくは知らない。百合? 違う気が

する。カサブランカ? それな気もする。何にせよ名前なんて大事と思わない。何が大事なのか

よくわからない。ただ、そこに存在している、花がそこにあることで、例えばぼくは写真を撮り

たい。写真を撮りたい自分が生じる。それも重要でもなければ大事でもないけれど、まあ、そう

いうようなこと。朝は8時くらいだったような気がする。

 

 

朝は反射している光。こういう影というのでしょうか、影絵というのでしょうか、影絵ではない

のでしょうか。とにかく何らかの像が映るのをぼくは見て、ふーんと流しかけたけど、待て待て、

とても美しい瞬間じゃないか、写真を撮ろう、となった。卑しいね、とどめておこう、せっかく

だからって根性は。そんな風に思う自分もいるけれど、撮った。

 

 

今日は一度4時半とかに目が覚めた。パキっとした目覚めは、「起きなさいな。さあ活動を」と

言われているような感じがしたが、それには及びません。わたしは起きません。と思ったが、あ

まりに軽快な自分だったのでトイレでも行っておこうかと起き上がった。ちょろっと玄関の花を

見ると、一気に加齢が進んだかのような様相。早い朝の光がよく似合っていた。どこを撮ろうか、

何を撮りたいのかの焦点が合わぬままボタンを押した。

 


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