6冊目

 

ぼくと精神世界というかスピリチュアル世界の付き合いはとても長い。

覚えているいちばん古いそうした世界の本は、たぶん小学5、6年生のときに買ってもらった、

スーパー能力が身につく本」というもの。

 

この本は文庫本よりも小さくて、子どものお遊びみたいな雰囲気だったけど、

今にして思えば、完全に「引き寄せの法則」みたいなことが書かれていた。

記憶力の乏しいぼくにしては超珍しく、そこの部分の内容だけ強く覚えている。

なぜかといえば、ぼくはその”引き寄せ”を実践していたから。

たしか、その手順は以下のようなものだった。

 

・思いつくままに自分の望みをノートに書き出す。

・願望のトップ10だかに関しては、望みを具体的に細かく挙げる。

・週に1度はその願望をチェックし、順番を入れ替える(その時の自分の望みを確認する)

・目をつぶって願望が叶っている様を思い描く。

・絵などに描いてみる。あるいは写真を切り抜く。

・願望が具体化されたイメージ写真(絵)を持ち歩き、繰り返し眺める(無意識下に浸透させる)

 

ね。まさに2010年代に大流行した「引き寄せ」そのものみたいですよね。

 

当時、自分の容姿に今よりもうんとコンプレックスを抱いていたぼくは、

恥ずかしい告白をしますと、

光GENJIの佐藤アツヒロの写真を理想として「明星」から切り抜いてもっていた気がする。

(べつに、とりわけ佐藤アツヒロが好きだった気がしないけれど、何かに憧れていたのだろう)

 

それ以降、しばしスピリチュアル本からは縁遠くなったのち、

20代の後半くらいに、自己啓発本からふたたび目に見えないロードに入り、

30歳で、今の彼、ミッチーと出会ったことにより、一気にその世界への意識が強まる。

 

というのもミッチーは、

それまでのゲイデビューから5年間くらいの恋愛で得ていた手応えみたいなものがまるで得られず、

当時のぼくには、不可解極まりなく、けれど抗い難く惹かれてしまい、発狂しそうだった。

恋愛マニュアルみたいなことにはこの人生で一度も執心したことはないぼくは、

彼と両想いになるには、自分の精神世界と向き合うしか術はないと思い込み、

スピリチュアル本にならい、ノートに自分の内面の声をひたすら書き出し客観化したりしていた。

その甲斐あってか、どうにか彼と付き合うこととなり(付き合ってからも相当悩んだけど)、今に至る。

 

前置きがスーパー長くなりましたが、

30歳からの10数年、少なくとも何十冊、下手すると3桁のそうした本を手にしてきた中で、

たった一冊だけ選ぶとしたら、ぼくはこの「あるがままに生きる」を選ぶ。

 

ぼくの傾向として、難解な言葉は苦手で、読解力の問題なのか、

いってみれば中学生でも読めて理解出来るくらい本がありがたい。

知りたい、興味のあるジャンルは、しかし精神世界なわけで、

ゆえに、言語化がむつかしいものがめちゃくちゃ噛み砕かれ、

平易に綴られているという貴重な本を、とても大事にしている。

 

「あるがままに生きる」は、著者の足立幸子さんの講演を書籍化したものらしく、

難しい言い回しとかは出てこないし、お話を聞くように、さらさらと読める。

そして、とても実際的というか、実践的なことが書かれている。

 

ぼくは思うのですが、

もしも神様という存在が人間に何かを伝えようとするのなら、

決して難解な言葉を使わないのではないか、と。

人を選ぶような形では伝えないのではないか、と。

いや、もちろんどのような形であれ、全人類が等しく理解できるものなどおそらくない。

だから、すべては選ばれた人のみが受けとるメッセージなのだとは思う。

でも、思う。

本当に大切なことは、きっと複雑なはずがない。とてもシンプルなことに違いないだろう、と。

 

以下は、Instagramのときの文。

 

30代から10数年の読書のほとんどは、スピリチュアルというか精神世界の本という私。とにかくそういうのが好きみたい。たくさん買ってはたくさんリリースしてきたけど、一度も手放そうと思ったことのないぼくの中でのマスターピース。

どう生きたら? などと、性懲りもなく人生に"正解"を求めてモヤモヤするときに、結局たどりつくのがこの言葉、「あるがままに生きる」。では「あるがまま」って? という疑問には、生きていきながらその都度自分なりの答え(応え)を出せばいいのかな、って今日は思う。

著者の足立幸子さんは本によると、1993年6月に故郷のプレアデス・タイゲタ星に帰星されたとのこと。そんな足立さんの動くさまをどうしても見てみたく、講演DVDを買ったところ、早口で軽くって、なんだか平野レミさんみたいだった。そうして、ますますこの本が好きになりました。

 

 

 


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