1day 展示「new PEACE」(4月6日 下北沢 ギャラリースプラウト)

 

彼は以前からものづくりが好きで、好きだけではなく長けていた。

それ売ったら? 

そのセリフを何度言ったことでしょう。

でも、そのような気持ちになれなかったみたい。

 

ぼくも初めて絵を展示したときには値段をつけなかった。

というか、売るなんておこがましい気がしたし、自信がなかった。

今だってどちらの気持ちもあるけれど、ふてぶでしく値段をつけ販売するようになった。

 

ポジティブに考えると、値段をつけなくては欲しい人が欲しいと言えない。

それかわいいね、ちょうだい。と言うよりも、お金を払って購入するほうが気楽だろうと思う。

 

目下、彼ことイトウミチヒロくんは、せっせとTシャツやらバッグやらに刺繍をほどこしているが、

まだ値段はつけていないみたい。

だよね。わかる。絵も、値段をつけるのはいつも直前。

最後の大仕事のひとつ。

 

今回、こうしてイトウくんが自身の作品を展示販売する経緯にはいくつものきっかけがあった。

くわしいことはひとまず、その大きな力となってくれたのが、くうここと黒澤優子さん。

彼女が初春にわが家に遊びにきたときに彼の刺繍をみて、

力いっぱい「わたし、欲しい。これいくらで売るの? 売ろうよ!」と言った。

ぼくも「そうそう、欲しい人ほかにもいると思う!」と加勢し、

まごまどする彼をよそに、ふたりして「展示しよう、いつにしよう、じゃあ問い合わせしよう!」

強引に、その日その場でギャラリーに連絡をしたのだった。

それがnew PEACEのはじまり。

 

この黒澤さんという人は、彼だけではなくぼくのきっかけにもなってくれた恩人なのです。

2014年の7月に、初めて人前に絵をさらせたのも、彼女の強い後押しがあったから。

「そんなにたくさん絵を描いてるんだったら展示したらいいじゃん!」

 

当時のぼくは、怖くって恥ずかしくってとてもひとりではそんなことができなかった。

だから「いっしょにやらない?」と彼女も引き入れ、5年前の初夏、2人展を行ったのである。

 

はじめはきっと誰でも怖いよね。

そのときに、彼女のように背中をポンと押してくれる人に出会えたぼくは本当にラッキーだ。

以後も、毎回怖かったり不安になったりしているけれど、その恐怖はちいさくなっている。

 

自分がしてもらったように、ぼくも誰かの背中を押してあげられる人になりたい。そう思う。

 

たった1日だけですが、

その1日は、彼にとって大きな意味をもつのではないかな。

 

絵とことばと刺繍の展示販売会ではありますが、

裏テーマみたいなものは、イトウくんのチャレンジ! だとぼくは先輩ヅラで思っている。

 

身内のことで恐縮ですが、作品はどれもすごくすてきです。

そして作っていて、作品とむきあっていてとてもたのしそう。

 

彼と彼女と私の展示会「new PEACE」。

お時間ありましたら、ぜひぜひお立ち寄りいただけたらうれしいです。

 

ぼくは、小さいお守りみたいな絵を20枚くらい展示しようかと考えています。

 

4月6日(土)12:00~21:00頃 下北沢駅から徒歩10分弱のギャラリースプラウトでお待ちしています。

http://www.spacesprout.com/access/

 

刺繍作品はInstagramは _new_peace(アンダーバーが2つ入ります)で見られます。

黒澤優子さんのブログは、http://blog.livedoor.jp/quko/archives/36857695.html

 

どうぞよろしくお願いします!


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