eat LOVE day5

 

 

 

 

eat LOVE と名付けて写真家のきくちよしみさんがぼくたちの暮らしを撮りにくる。

毎回、ふりかえるといろいろな感情に気づくが、

行き着く先はいつも、ぼくはこの暮らしが大好きなんだなあ、ってこと。

だけど、その場その瞬間にはなかなか気がつけない。

 

カメラごしに愛の目で ふふふ と見られると、

あ!そうだった! と今日のありがたさを思いだす。

 

撮影:きくちよしみ 料理:伊藤通洋 洗い物:野村浩平


ぼくの5月

 

 

ない、ない、と思っていたものは、すでにあったのだなあ。

 

毎日はいつもちがっていて、

けれどどこか似ていて。

だから、よく目の曇りをぬぐわないと、

とおりすぎてから、喪失感にそれをおそわることになる。

 

むつかしいのだけどね、日常の輝きをその瞬間にキャッチすることは。

でも、そこにしか真実のようなものはないのかもしれない。

 

 

ぼくとカレよしみさんの創作活動 「eat LOVE」 5月の午後より

 


eat LOVE

 

なにをいまさらだけど、火が青い。

青い火に熱されて、野菜や肉が煮込まれていく。

かたくて、青臭くて、生臭くて、とても食べにくいそれらを、

手を替え品を替えコトコト変容させていく。錬金術。

 

人が、「クリエイティブ!」などといって、好きに勝手に扱うのではなく、

素材という名の命に道筋をしめすみたいなことなのかしら料理って。

 

 

猫はミュウちゃん、撮影はきくちよしみさん。


eat LOVE

 

きょうは新月。月と太陽がかさなる日。

新年度最初の新月には、ものごとをはじめる後押しのパワーがやどっているらしい。

なにかこの日にはじめたいな、誓いをたてたいな、と思ってここをひらいた。

 

先日、きくちよしみさんがカメラをもって家にきた。

ぼくのカレシであるミッチーの料理を彼女に撮影してもらいたいな、と、ふと思い、

展示の搬入の日にそのことをおそるおそるよしみさんに伝えた。

 

とりたーい。

 

ものすごくかるく彼女は答え、

あまりのライト、フラットさは、

おいしそーう。とか、やせたーい。みたいなムードの返事なのかもしれないね、と、

そのときのぼくのどこかは思った気がする。

 

展示期間中はなんやかんや、てんやわんやによって、

ミッチーのサポートを強力にお願いすることは、毎度のこと。

そして、彼のそうした性質はぼくにだけ注がれるわけではなく、

気がついたらよしみさんの設営も手伝っていた。

 

その日の夜だったか翌日だったかによしみさんは、

ぼくとカレの気配? エネルギー? がとても似ていることに驚いた瞬間によって、

「ミッチーさんに興味をもちました」と言った。

 

そうしてやってきた4月のある日、

3人でコーヒーを飲みながら身の上話の午後をすごし、

スーパーの買い出しに二人はでかけ、

ちいさいキッチンに本格カメラを手にした彼女は彼や猫やぼくの在る風景を撮った。

 

1年くらいかけて撮ってみたい。

そのようによしみさんは思ったみたい。

 

この新月には、自分が大事にしていること、大事にしたいことを表明するとよい、という言葉を目にした。

ぼくは何を大事にして今日からの人生をすごしていきたいのだろう。

 

宣言、というほどにクッキリしたことは言えないけれど、

ただ、自分らしく、自分のまま、自分は誰とも同じではないのだという意識を真実として刻み、

このわたしであるという一度きりかもしれない経験を尊びたい。

 

そんなことを思っている。


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